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company profile
第一便
「ロンドン・メシスタイル」
第二便
「PUBの愉しみ」
第三便
「ロンドン休日スタイル」
第四便
「ロンドンといえば音楽」
第五便 
「ノッティングヒルの休日」
第六便 
「イギリスのキホン」
第七便 
「フランスの日本人」
第八便 
「プレミアリーグ初観戦!」
第九便 
「ロンドンは踊る」
第十便 
「ロンドンの公共の足」
最終便 
「無事生還です」
   

■ PROFILE
1982年生まれ、大分市出身、ロンドン在住。東京の大学卒業後、語学習得のため渡英、2年6か月経過。ただ今勉強中。

第四便 「ロンドンといえば音楽」

 今回は、ロンドンのやや北に位置する若者の街「CAMDEN TOWN」について紹介していこうと思います。



  CAMDEN TOWN。そこはロンドン最大級のマーケット(露店的商店街)が広がっている場所。自分がロンドンの中でも一番気に入っている所で一番コーフンできる街。新品な洋服はもちろん古着屋がめちゃくちゃ多いし、アジアンテイストな小物、中古のレコード屋、Tシャツやキャップに自分でアートを施しそれを売っているお兄さん、おみやげにしても断然喜ばれそうなものばっかりのガラクタ屋。有名なダンスクラブもある。そんな店達が半径……えーっと、わかんないけどとにかく! 広がっているのがココ! そしていろんな人種、いろんなファッションをしている人達!
  中でも一番目立って存在感を出しているのが「パンクロック」な輩達。イギリスが生んだパンクロックバンドでありそのジャンルのムーブメントを起こした「Sex Pistols」に憧れを抱いているティーンエイジャーズ。いっけん怖そうに見えますが、話しかけるとホント気さくなヤツら。男も女も「シド&ナンシー」ファッションで着飾って、みんなで何してるってワケでもないようなんだけど、いつ もだいたいこの街にいます。自分自身コテコテのロックテイストなファッションにはさほど興味ないですが、ヤツらはヤツらでカッコイイ。人と違うコトをやってる人って言うのは結構好き。
  そして自分がよく行くのはやっぱ古着屋。Tシャツとか、稀少なスニーカーとかも置いてあってアメカジファンのボクには本当に楽しい街です。そうそう、やっぱ街のほとんどの店がマーケットなだけに、値切りができます。自分が納得できる値段だったとしても値切り交渉は必至(笑)。これはCAMDEN TOWNだけじゃなくて、どこのマーケットでも通用するワザなので、みなさんも覚えておいて損はないと思いますよ!  マーケットと言うのもやはり週末が稼ぎ時なワケであって、平日に行ってもほとんどの店が閉まっています。行くならやはり金曜か土曜ですね。
  そしてCAMDENのもう1つの魅力が、マーケット内にあるフードエリア。だいたいオリエンタルの味を集めた店が多いんですが、普段の1つあたりの値段は3〜4£、日本円で600〜800円くらいですかね。でもなんと、夕方6時以降は格安の1£! CAMDENに行った時はいつもこれを吟味して帰ります。多分、日本のトラベルブックとかにCAMDEN TOWNのことは紹介していても、この情報については載ってないんじゃないかと思います。まぁ個人的には、1£であの味はそこそこだと。確かにいえるのは日本じゃ味わえない味です。
  今後ロンドンに行く予定の方も、行く予定のない方もロンドンに来たら是非CAMDEN TOWNを訪れて見てください。アクセスは、ロンドンの中心部Leicester SquareからNorthern Line(ブラックライン)でNorth Bound(北側行き)に乗って1本で行けます。1日かけてやっと周りつくせる街なだけに、きっと楽しめること間違いないと思います!