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第一便
「ロンドン・メシスタイル」
第二便
「PUBの愉しみ」
第三便
「ロンドン休日スタイル」
第四便
「ロンドンといえば音楽」
第五便 
「ノッティングヒルの休日」
第六便 
「イギリスのキホン」
第七便 
「フランスの日本人」
第八便 
「プレミアリーグ初観戦!」
第九便 
「ロンドンは踊る」
第十便 
「ロンドンの公共の足」
最終便 
「無事生還です」
   

■ PROFILE
1982年生まれ、大分市出身、ロンドン在住。東京の大学卒業後、語学習得のため渡英、2年6か月経過。ただ今勉強中。

第一便 「ロンドン・メシスタイル」

はじめまして。西村光平です。
高校生の頃、ロンドンへ留学するのがすこぉーしだけ夢で、まさかそれが現実のものになるとはかけらも思っておらず、でもでも実際には今ロンドンで生活している大分市出身の23歳です。
  まずは、少しボクのことを紹介しておきます。
  高校卒業までを大分で過ごし、その後は大学へ進学するために東京へ上京。卒業後は、そのままロンドンへ留学して現在に至る、です。
  まさかロンドンに留学するなんて思ってもいなかった自分に決心を与えてくれたのは、もちろん両親のサポートもあるけれど、出発前夜に恵比須の『XY』(バー)でお会いしたスタイリスト・野口強氏と馬場圭介氏に励まされたコトも大きい。
  ご存じのとおり、野口さんは今やパリコレスタイリストとしてご活躍なさっている方。一方の馬場さんは過去にロンドンで2年間在住されていた、いわばロンドン先輩。自らのブランド「GB」も発足させている方だ。世界でご活躍されているグローバル人間おふたりの後押しに応える意味でも、人間として、男として、そのおふたりに追いつき追い越す意気込みで、ロンドンでいろんな刺激を受けながら過ごしています。
  ファッション情報もおいおい書いていきますが、まず第一回は、ロンドンにやって来て一番痛感した、ごく身近なことからお伝えしようと思います。
  日本は、世界的に見て物価の高い国だと言われていますが、なかでも東京の物価は、上京したての頃のボクにとって少し戸惑うモノだったのを覚えています。しかし……昨年からロンドンに住み始めて、まず驚いたのが物価の高さ。東京と比べても明らかに違う! 「イギリスと日本の物価の高さは同じくらいだ」なーんて言われてますが、誰がそんなコトを言い始めたのか。タバコで言えば一箱800円〜1、000円、小腹が空いたんでスーパーに行ってサンドウィッチをひとつ買っても約400円。もちろん100円のオニギリなんて売ってない(泣)。日本でいう「吉野家」とか「松屋」のように安くて腹イッパイになれるような店は、こちらではほとんどお目にかかれないし、ジョイフルのようにリーズナブルなファミレスもない。もし外食をするとしても、どこの店も一品約1000円以上はかかってしまうという、おサイフ事情に大きく影響が出やすいお値段! 外食派の自分にとって、かなり大きなダメージです。
  でも、自炊をするならば、むしろ日本より安くすむかもな感じです。野菜や肉などの食材は日本より比較的安いものが多く、何より種類が豊富っ! ただし1包装あたりの量がかなり多いですが(笑)。朝食シリアルや缶詰め、瓶詰め商品も種類が豊富で、冷凍食品類の充実っぷりは目を見張るものがあるし、冷凍食品類が大量にストックされているのにも結構ビックリ。
  まぁ人種も違って、体格も違えば、食べる量だって違うし、一度に買い込む量もハンパじゃない。「立派な異文化だ」と、まずは最初に思ったものでした。
  ということで、今後も違うジャンルでロンドンを紹介していきます。それではまた!